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かけ橋 ―諸宗教対話と交流を進める会

カトリック教会の取り組み


「人々は種々の宗教から、昔も今も同じように人の心を強くゆさぶる人間存在の秘められた謎に対する回答を期待している。
その謎は、人間とは何か、人生の意義と目的は何か、善とは何か、罪とは何か、苦しみの起源と目的は何か、真の幸福を得るための道は何か、死後の審判と報いは何か、そして最後に、われわれの存在を包み、われわれがそこから起こり、また、そこに向かって行く究極の名伏しがたい神秘は何か、ということである。」

『キリスト教以外の諸宗教に対する教会の態度についての宣言』(1965年)



教皇ヨハネ・パウロ2世により
アッシジで開催された
「世界平和の祈りの集い」(1986年)
© L'Osservatore Romano
カトリック教会の諸宗教対話に関する取り組みは、第二バチカン公会議の「キリスト教以外の諸宗教に対する教会の態度についての宣言」(1965年10月28日)に基づいてはじめられました。

1964年5月19日に教皇パウロ6世によって設置された「諸宗教事務局」(1988年6月28日に教皇ヨハネ・パウロ2世によって「教皇庁諸宗教対話評議会」と改称)は、教理省や東方教会省、福音宣教省と協力しながら、諸宗教の人々との協調をはかり、人間の尊厳を高め、社会生活を豊かにするための奉仕活動を奨励しています。


アッシジ「世界平和の祈りの集い」
WCRP (2006年)
© Sant'Egidio
1986年10月27日に教皇ヨハネ・パウロ2世の呼びかけによって「世界平和の祈りの集い」がイタリア・アッシジで開催されると、教皇による平和への切実な願いが「教皇庁主催諸宗教対話集会」として毎年恒例の行事に発展しました。その後、京都・比叡山延暦寺でも毎年諸宗教サミットが続けられるなど、その影響は各所に見られるようになりました。

1999年10月24日~29日のバチカンでの「世界諸宗教者の集い」には、世界五大陸から約50ヵ国、20の異なる宗教の代表者が招待され、日本からも21名(天台宗、真言宗、臨済宗、曹洞宗、神社本庁、大本、天理教、立正佼成会、妙智會、円応教)の宗教者が参加し、合同決議文の締結に至りました。


第8回 世界宗教者平和会議
(2006年)
このように、諸宗教対話の歴史は半世紀以上前から試みがなされており、「世界平和の祈り」を契機に徐々に広がりを見せてきています。
私たち「かけ橋 ―諸宗教対話と交流を進める会」は、日本国内での諸宗教対話の推進役を担い、文字通り諸宗教対話のための「かけ橋」となるべく活動を進めています。