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Pontificio Istituto Missioni Estere
  日本の皆さまへ、ミラノ外国宣教会(P.I.M.E.)の司祭からのメッセージをご紹介しています。




聖堂内

メッセージ

良い時代をつくっていきましょう

フェルッチョ・ブランビッラスカ

カトリック・ミラノ外国宣教会

聖書には印象的な言葉があります。
 「時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです」
なぜパウロは「今の時代は悪い」と言っていますか。
悪い時代とはどんな時代でしょうか。
パウロは今の時代では愛することが難しいですから、今の時代は悪いと言っています。

パウロだけではなく、有名な哲学者ニーチェもこの悪い時代についてよく考えました。
ニーチェはこう言いました。
 「今の悪い時代の悪人はだれですか?」
ニーチェにとっては悪人とは人を殺したり、物を盗んだり、人を騙したりするという人だけではなく、人を辱める人です。
今のいじめの問題を考えればよく分かると思います。
またニーチェはこう言いました。
 「この世界で一番人間的なことは何ですか」
ニーチェにとっては人を辱めないということです。

私は神父の仕事で人に会った時、たまに相手にこう聞きます。
 「あなたは幸せですか」
すると、だいたいいつも同じ答えが返って来ます。
 「神父様、家族も仕事も満足していますし、友達も多いです。でも、愛がなければ、幸せではありません」
皆さん、その通りです。
愛というのは、人間が生きて行く上でどうしても必要なものです。
神様が私たちに教えて下さったことは、人間は愛なくしては生きられないということです。
一言でいえば、人間には愛が全てです。
ですから愛がなくては、時代が悪くなってしまいます。

聖書には次の有名な言葉があります。
 「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」
皆さん、友のために自分の命を捨てることとは友をゆるすということだと思います。
ゆるすということは忘れるということではありません。
つまり忘れないからこそ、ゆるすことができます。
どうしてゆるせないか、何をゆるせないかが分からないと、ゆるすことができないし、また何も解決できません。
人をゆるせないと私たちの中に怒りが残ります。
この怒りが精神的に死においやると思います。

皆さん、悪い時代とは互いにゆるし合えない時代のことです。
こうならないように平和に満ちた良い時代をつくっていきましょう。
これはイエス様が復活された後の教えはこのことではないかといつも思っています。

皆さん、ご復活おめでとうございます。


フェルッチョ神父

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