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Pontificio Istituto Missioni Estere
  日本の皆さまへ、ミラノ外国宣教会(P.I.M.E.)の司祭からのメッセージをご紹介しています。




聖堂内

メッセージ

管区長へのインタビュー

フェルッチョ・ブランビッラスカ

カトリック・ミラノ外国宣教会 日本管区長
Q. 第二バチカン公会議についてどう思いますか
第二バチカン公会議が始まって50年経ちましたが、まだ実現されていないこもあります。たとえば、他の宗教の価値を認めることや、その文化にあった典礼や教会における信者の協力などです。これからも第二バチカン公会議の精神を学ぶ必要があります。

Q. 信仰年についての必要性は何か
今年は信仰年が始まります。教皇様がこの信仰年を決められたのは意味深いことです。社会や教会には沢山の問題がありますが、教皇様はそれぞれの問題の中心である信仰を取り上げられました。典礼や勉強会や黙想会を通して、私たちは信者として自分の信仰の価値をもう一度発見しなければなりません。教会は一年間行事を減らし、信仰というテーマについて見つめ直す必要があると思います。

Q. 修道会、宣教会のカリスマについて
各修道会、宣教会には独自のカリスマがありますし、このカリスマを守らなければなりません。各修道会、つまりそれぞれのカリスマは教会のためにあるということを忘れてはいけません。このことを忘れてしまっては修道会、宣教会としての意味がありません。修道会、宣教会のカリスマは今の社会で生きますし、今の社会の問題に答えを出すべきであります。その答えを出せないようでは、修道会、宣教会の存在は終わりだということです。その結果として新しい修道会、宣教会が生まれてくるのではないでしょうか。

Q. 日本における福音宣教とは何か
他の国と違って、日本では福音宣教の在り方は多様です。日本では福音宣教は難しいということを理解してから、福音宣教が始まります。当然、社会の変化と共に福音宣教の在り方も変わります。ですから30年前の福音宣教の在り方は今の社会には適しません。今の社会を見れば、福音宣教の在り方が見えてきます。ただ、福音宣教の在り方の中心がイエス様やイエスさまのメッセージであるということを忘れてはいけません。そうしなければ福音宣教の意味がありません。

福音宣教の在り方に対しては最近新しい概念が生まれました。それは宣教する共同体です。この言葉に注意しなければなりません。教会や修道会においては福音宣教は一人のものではありません。福音宣教は司祭や修道者や信者が一緒になってやるものです。今まで一緒にやっていれば良い結果が出ていたのに。私は宣教チームを提案します。それは修道会を超えて、色々な修道会の会員が参加してできたチームです。色々な国でこの宣教チームは実現されました。

日本での福音宣教の難しさは次の通りです。まず、福音宣教の研究や計画です。また司教や司祭、修道者や信者の意識が福音宣教には大事です。最後に他の国の教会の宣教活動をみる必要があります。

福音宣教には喜びと平穏が必要です。福音宣教には私たちの活動だけではなく、私たちの人柄も重要要素になります。人々は福音宣教の専門家ではなく、福音を体験した人を探しているのです。福音を体験した人とは宝くじにあたったような人ではなく、神様に出会ったような人です。

日本では信者が少ないですが、皆真面目で、自分の信仰を確信しています。しかし日本の教会はもっと表に出て試みる必要があると思います。たとえば、日本では福音宣教することが難しい場所もありますが、そこでは、日曜日のミサをやるだけではなく、地元の信者と一緒に新しいものを作り出していくことが必要です。“いままでそうやってきた”という言葉をよく聞きますが、この言葉が新しい福音宣教の障害になってしまいます。私たちの欠点はここにあると思います。新しいものを作り出さないでいると、自分の信仰と教会も衰退していってしまいます。イエス様はいろいろな新しい試みしていましたが、私たちも恐れず試してみましょう。新しいものを作り出すのは価値があることなのです。

日本では信者の数はあまり増えないと思われます。ですから、司祭も信者も今のような時代では両者の養成をしっかりしなければいけません。また自分の意思を持ちつつ、信者と司祭の協力を強める必要があります。そうすれば福音宣教が円滑に行われていくものと期待しています。

Q. 招命の現状ついてどう思いますか
招命が減ってきているが、信者の数も減っているので、心配することはないと言われています。この二つのことは関係があります。なぜなら良い教会や良い家族から招命が生まれるからです。私は今の社会では新しい招命を考えなければいけないと思います。もちろん司祭の招命や修道者の招命がまだ必要だと思いますが(そうしないと教会がありません)、福音宣教のために新しい招命を考えなければなりません。それは信徒宣教師や伝道師や典礼の奉仕や会計などです。この新しい招命は本当の招命として自己満足のためではなく、教会のために行われれば、教会は変わり、司祭や修道者の招命の減少も感じなくなるはずです。


フェルッチョ神父

日本管区本部

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